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めっきり暑くなってきて、デコルテラインがどうなってしまうのか気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか？
今回は、デコルテラインを調整するメニューを作成しました。
デコルテは、ドレスや襟ぐりの広いワンピースなど、洋服を着たときに露出する部分です。
美しいデコルテラインを実現するためには、鎖骨を目立たせることが重要であり、そのために、セルフコンディショニング、エクササイズのポイントをご紹介します。

ステップ1：鎖骨を回旋させ揃える

美しいデコルテラインを作るには、鎖骨を目立たせることが重要で、それには鎖骨の胸骨部を浮き上がらせ、平行に整えることから始まります。
そのためには、周囲のリンパの流れを良くするとともに、鎖骨の外旋（頭部方向への回旋）、鎖骨遠位部の下方への可動性を良くする必要があります。
そのためには、鎖骨下筋、大胸筋、僧帽筋上部の緊張を緩めることで可能になります。

ステップ2：肩甲骨と胸郭の動きを良くし姿勢を整える

鎖骨と肩甲骨は繋がっており、肩甲骨を背骨の方に引き寄せて胸を張った姿勢をとれるようにします。
そのためには、肩甲骨上角に付着している肩甲挙筋と肩甲骨下角に付着している広背筋という筋を解放することによって、僧帽筋と菱形筋の中央部を用いて肩甲骨を脊柱側に引くことができます。
さらに、前鋸筋を使って下角を前に引っ張り、胸を張った姿勢をとりやすくなるようにします。

ステップ3：頭位の位置決めと上方向への引き込み

鎖骨から頭部にかけての胸鎖乳突筋ラインの引き上げを完了させるためには、胸鎖乳突筋を持ち上げる必要があり、そのために適切な頭の位置を決める必要があります。
胸鎖乳突筋が曲がっている人が多く、それをコンディショニングして頭部を頭頂部方向に引きあげるエクササイズによりまっすぐに浮き出るようにします。

以上のようなポイントでエクササイズやセルフコンディショニングを通して、美しいデコルテラインで夏を満喫しましょう。

トレーナーJSPO-AT　花田 莉奈