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第2弾 栄養指導編 60代女性が4カ月で7kg減量に成功!

作成:管理栄養士 三角田麻衣

【会員様情報】

  • 60代女性
  • 右人工股関節置換術(約5年前)
  • 股関節の術前からほとんど運動していない
  • 左膝に痛みがあり水が溜まりやすく定期的に抜いている

 

 

【栄養指導】
3カ月間の食事指導による成果と今後の展望

脂質に偏ったPFCバランス(※)を整えることから始まった3カ月間の食事指導は、継続的な改善と前向きな取り組みにより、着実に成果が現れました。

※PFCバランス:三大栄養素(P=たんぱく質、F=脂質、C=炭水化物)のバランス比率のこと。

 

~1カ月目「食生活の基盤づくり」~

DNA検査の結果、「脂質の燃焼が苦手で冷えやすく筋肉がつきにくいタイプ」であることが分かりました。そのため、脂質の摂取を抑えた食材選びを中心に食事内容を見直しました。

  • PFCバランス目標:15:25:60(脂質:たんぱく質:炭水化物)
  • エネルギー摂取量:1,400~1,500kcal

主な変化:

  • 間食の頻度が減少
  • 野菜やたんぱく質の摂取が増加

ご本人も食事指導に積極的に取り組まれ、負担感なく進めることができました。

 

~2カ月目「バランス強化と微量栄養素の調整」~

身体活動量が上がったことで、摂取エネルギーは1,500kcalを継続しつつ、PFCバランスを「20:25:55」に調整。

1カ月目で定着しつつあった良い習慣は継続され、2カ月目の目標である微量栄養素の調整にも取り組まれました。

脂質の多いバターやチーズも一部見られましたが、「食の楽しみ」として無理なく取り入れつつ、脂質の吸収を助ける食材や工夫を活用し、コントロールできました。

 

~3カ月目「習慣化と応用力の定着」~

この時期には次のような変化がみられました:

  • 野菜摂取量の増加
  • 低脂質・高たんぱくな食事の習慣化

外食の機会が増えた際にも、「食べすぎたら他の食事で調整する」といった対応が自然にできるように。

腸内環境の改善や、食習慣の定着により、体重の一時的な増加にも柔軟に対応できる身体へと変化してきています。

 

 

【今後の展望】

この3カ月間で身についた習慣は、「一時的なダイエット」ではなく「続けられる健康習慣」として根づいてきています。

このままのペースで無理なく継続することで、体調や見た目にもさらなる良い変化が期待できます。

ご本人の前向きな姿勢と実践力により、非常に充実したサポート期間となりました。今後も健康的な食生活を一緒に育てていけるよう、継続的なサポートを行ってまいります。

 

※当記事は、メディカルダイエットコースを受講された60代女性の実際の成果をもとに、管理栄養士による食事指導内容を記録したものです。

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